プロフィール
数々の国際経験を持つプロのジャーナリスト。母国語のイタリア語に加え、日本語、英語を流暢に話す。
ヴェネツィアのカ・フォスカリ大学日本文学科を卒業、約10年の東京での生活を経て、現在はミラノにて新聞記者従事する。
2016年11月25日、これまでのジャーナリストとしてのイタリアにおける日本文化の普及活動の功績が認められ、伊日財団よりウンベルト・アニェッリ賞(日本とイタリアにおける文化の懸け橋を担うジャーナリストへ贈られる賞)を受賞。
ジャーナリストとして、現代日本社会、時事問題、文化、フード、ファッション、デザインやライフスタイルに至るまで、イタリア国内外の様々な出版物に寄稿。
La Repubblica, Il Messaggero, Repubblica.it, D – la Repubblica delle Donne, L’Espresso, Limes, GQ, Casa Vogue, Vanity Fair、East、ジャパンタイムズなど、多岐に渡る雑誌に執筆。。
これまでの出版物の内、いくつかはウェブサイトに公開。
現在はイタリア「l’Informatore Agrario di Verona」出版社が運営するイタリアの食材に特化した3ヶ国語対応のインターナショナル・ウェブマガジン「ArteCi」の副編集長を務める。
2016年10月20日、Gribaudo出版より自著「伝統的な寿司~il Sushi tradizionale」を出版。日本の食文化のシンボルともいえる「寿司」を取り上げた著書の第三部作目で、第一部は同出社の「寿司の芸術~L’arte del Sushi」(2015年6月)、第二部は「寿司~Il sushi」( 2013年)。このシリーズは、イタリアのジャーナリズムや寿司のテーマに関する専門家や有名作家が執筆した未発表のエッセイを編集したもの。「寿司~Il Sushi 」は、Feltrinelli出版リアルシネマシリーズ用DVD「次郎と寿司の芸術」に付帯して2013年に出版された。
「Japan Talks」や「Capire il Giappone」を主宰し、Mondadori (モンダドーリ) 社主催でミラノ大聖堂広場前モンダドーリ・ストアにて、“Splendido Sol Levante”プロジェクトのデザイン、観光、文学、日本料理に関する4つのイベントを行う。
2015年ミラノ万博期間中には、味の素株式会社主催“ミラノにおける旨味サミット”や、JJS(日本酒、焼酎協会)イベントなど、重要な国際的イベントを担った。
出版活動に加え、特にイタリアと日本間において、企業や事業者のための通信コンサルタント、プレスおよび広報活動も行う。ミラノ・マンガフェスティバルの広報責任者を始めとして、 ICCJ(日本におけるイタリア商工会議所)や、株式会社アサツーディ・ケイ、株式会社大広など国際的な広告代理店等と協力し広報やイベント運営に携わる。
在日期間中には、Repubblica TVにコスチュームのビデオ・コラム“+8, Racconti da Tokyo”を企画し編集を行った。
2008年~2010年(株)扶桑社の月刊女性誌“amarena”の編集者として編集部にて活動。
2007年「イタリアの春」プロジェクトのため在日イタリア大使館にてプレスとして活動。
2005年ICCJ(在日東京イタリア商工会議所)からジャーナリストの奨学金を受け、広報部にて雑誌“Viste”の執筆を行う。ジャーナリストとしてのキャリアスタート前にはファッション業界にて日本とイタリアのMax Maraで、さらにCPV(ヴェネト州中央生産)の国際マーケティングの奨学金を得て、DieselやGucciなどで働く経験を持つ。